web
stats

山姥の戯言日記

うつ病 解離性障害 セルフネグレクト 骨粗鬆症の闘病・雑記ブログ「私の場合」

母の声で目覚め…母を思う重めの日記

 

 

また新しい日がやって来た。

 

今日は昨日より心身ともに落ち着いている。

フラッシュバックは半日以上は続いたが、夜にはかなり薄れていた。

 

雨模様で散歩に出られないせいか、正体の見えない恐怖心も弱い。

 

正直なところ、ただでさえ、できることが少ないのに、これでいいのかという思いがないことはない。

 

でも無理をしてよかった試しがないので、焦らないよう自分に言い聞かせている。

 

自分を説得するのは、こんなに難しいことだったろうか。

 

誰しも持ち得る葛藤というものは、私が感じているものと同じなのだろうか。

 

比べることは不可能なので、知る術はない。


f:id:yamauba:20240516095815j:image

 

今朝、まだ眠っていた時、母の声で目覚めた。

階下から、はっきりした声で私を呼んでいた。

 

あまりにもはっきりしていたので、思わず目を開けてしまったが、もう声は聞こえなかった。

 

よくある夢である。

 

どこか非難めいた響きがあり、有無を言わせない切実な声。

 

母は生前、介護ができなくなっていく私に不満を持っていた。

私の中で、そのことは今でも尾を引いている。

 

要は、うつ病の母の介護で共倒れしたのだが、それを母に告げる気になれなかったのである。

 

母の病状が悪化するにつれ、私は母に近寄ることすら怖くなっていった。

 

早く楽になりたくて、自分が消えるべきか、母も消すべきかなどという、物騒な考えに飲み込まれてしまうからだ。

 

非現実的なのは承知の上で、当時は本気で危険を感じていたのである。

 

なんて親不孝な娘だろう。

そう自分を強く責めても、物騒な考えは消えてくれない。

 

本当にギリギリまで追い詰められた。

 

母が高熱を出し、意識不明で入院しなければ、私は実行していたかもしれないのだ。

 

スポンサーリンク 

 

 

また重い話になってしまって申し訳ない。

 

そういう経緯もあり、母の声を聞く度、生前を思い出し、私は頭の中を整理する必要があるのだ。

よくあることなのに、毎回、同じようにしないといられない。

 

いい夢の時もあるが、それはそれで罪悪感に沈むことになる。

 

私は母を恨んでも憎んでもいない。

2人とも犠牲者であり、被害者であるからだ。

私が自分の人生を歩きたかったように、母にも別の人生を歩みたかったという思いがあった。

 

母は幸せではなかったのだろうと思うと、ただ、ひたすら悲しい。

 

悲しいけど、もう取り戻すことはできない。

 

母は、私の深刻な病状を何も知らなかったはずである。

 

せめてもの救いになるのだろうか。

 

いや、母なら否定するだろうな。

 

今回は軌道修正できず、最後まで重くなってしまった。

 

嫌な気持ちになった方には、お詫びを申し上げる。

 

それではまた。

 

 

応援ありがとうございます!!

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ メンヘル日記へ
にほんブログ村

 

メンヘラ日記ランキング
メンヘラ日記ランキング